危機に見舞われる「新薬創出加算」、財務省が「廃止」を提案

 みなさんお元気ですか?いやあ~、もうすぐゴールデンウィークですねえ~!!!海に山に草原に。。。どんどん繰り出しちゃってください。日本人は働き過ぎと言いますから。。。え?私ですか??。。。私は。。。。どっか行きたいなあ~っ!!行きたあーい!!この時点で、こんな調子ですから。みなさん、お察しのお通りです。

さて、先週、財務省の財政制度等審議会が「新薬創出加算」の廃止を求めました。日本の医療用医薬品は医療保険制度でカバーされ、医師が必要と判断すれば、患者は公定価格(薬価)の一部を負担するだけで医療用医薬品を使うことができます。しかし、医薬品の公定価格(薬価)は2年に1回改定され、ほとんどが引き下げられてしまいます。製薬業界は「せめて特許期間中の新薬は下げないで!!!」と要望、それを受けて2010年に創設されたのが「新薬創出加算」です。

しかし、この財政難。財務省からすれば「できればやめたい」となるわけです。日本医師会もこの加算を「産業政策」と見ており、「税金や補助金でやるべきで、医療保険でやるべきものではない」と強調しています。導入されて彼是、9年。「新薬創出加算」は、大きな危機に見舞われています。製薬業界はどう巻き返すでしょうか?しっかりウォッチしていきます。

写真は深夜の路上で。ぼーっと歩いていると、かぐわしき香り。輝くような黄い花が咲いていました。やまぶき?でしょうか?癒されました(*^_^*)。。。それではみなさん。素敵な一週間をお過ごしください。

 

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