製薬業界では外資系日本法人のメディア対応がどんどん脆弱化している。

 みなさんお元気ですか?寒暖差の大きい季節のいたずらをうまくかわしていますか?

 さて毎年、この時期は、外資系日本法人の業績発表が続きます。最近もアストラゼネカ、日本イーライリリーなどの記者会見がありました。記者会見では各社社長が「これまでがんばってきた。これからもがんばります」と熱弁を奮うのですが、毎回、何か物足りなさを覚えます。理由を考えますと、一番、大きいのは業績数値が十分開示されないこと。ファイザー日本法人でさえ、開示するのは売上数値程度。全く開示しない会社も珍しくありません。今後の事業方針を聞いても、あまり明確な回答は返ってきません。社長の話は、ほとんど、もうすでにニュースリリースで発表していること以上でも以下でもないのです。

 でありながら何のために記者会見を開くのか?うがった見方かもしれませんが、最近は日本のメディアを通じて本社に「やる気」をアピールするためだけのものではないかと考えるようになりました。

 しかし、GSK、サノフィの日本法人は、ここ数年、記者会見も業績も発表しません。先日、GSK日本法人に取材の御願いで、公表されている広報の電話番号に電話を掛けたら、会社の代表番号につながってびっくりしました。その後、広報に電話を回してもらうまでに氏名、要件等、ものすごく多くのことを聞かれ、難儀しました。そもそも広報人員もわずか2人という軽装備です。依頼した取材も最終的にあっさり断られました。おそらく何か発表することがあれば、外部のPR会社に丸投げするのでしょう。こうしたケースを、どう解釈すべきでしょうか?日本法人と本社との関係は良好だから、わざわざめんどくさいメディアと接触する必要はないとのことでしょうか?世界第2位の医薬品市場、日本。軽視していいはずはないです。広報体制、活動をもう少し大事にして欲しいものです。

 写真は近くの喫茶店で。今日はコーヒーじゃなくお茶。日本茶の一服感はまたコーヒーとは別の良さがありますね。それでは皆様、素敵な一週間をお過ごしください!!!

 

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一介のサラリーマン
 

企業広報は広報のプロフェッショナルであってほしいと思います。井高さんはジャーナリストのプロフェッショナル(矛盾した言い方ですみません)として、いつまでもご活躍を!

 
 

あたたかいお言葉、ありがとうございます!!!

 
 

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