後発品の2大加算に「疑問符」

国内で有名な後発品使用促進策といえば調剤体制加算と、一般名処方料への加算(2点)ですね。しかし、この施策。「どんだけ効果があるの?」っていう声もあります。なぜかといえば、後発品使用が急激に伸びるのは改定年の4、5、6月辺りまで。その後は鈍化してしまうからです。調剤薬局は、後発品加算と、長期収載品の薬価差を図りにかけて、後発品使用量を決めます。だから、一度決めたら、後から増やしたりしません。薬局も経営があるし、そもそも経済誘導ですから、そうなっても仕方がない。だから、一般名処方がいくら出続けても意味が無い。要するに、一般名処方の加算は、医療機関に「只くれ」状態になっているわけです。ここをどうするか。14年度改定の大テーマになるでしょう。

それでは、みなさん。素敵な一週間をお過ごしください。※前回のブログに、読者の方と、井上久男氏ご本人からコメントが寄せられました!!ご覧ください。

 

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