大手後発企業、日医工は「旧武田テバの工場」買収を機に生まれ変わりを!!!

 

 みなさま、お元気ですか?

 さて後発医薬品大手、日医工が度重なる製品回収で、とうとう1か月程度の業務停止処分を受けることになったようです。健康被害が出る前の経営判断(自主回収)とはいえ、昨年4月から今年1月まで70品目以上も回収しているのですから当然といえば当然です。

 日医工は2月1日に武田テバの高山工場を買収したばかり。その高山工場はグローバル基準の品質管理体制を保有していると言われています。日医工は、今回の業務停止を機に、全製品を高山工場の基準に合わせ、品質管理体制を徹底的に改善すべきです。

 それでは皆さん、風まだ冷たいですが、春はもうすぐ。素敵な1週間をお過ごしください。

 以下、医薬経済21年3月1日号の執筆記事です。是非ともお読みください!

◆国内医療に押し寄せるDXの波

もう後戻りはない、オンライン診療の「全面解禁」

 

 

新型コロナの「脅威」もいつかは「インフル並み」になる!

 

 みなさんお元気ですか?先週末、急に暖かくなり、場所によって桜の花がポツポツ開花しました。

 さて新型コロナ感染症。ピーク時に比べると、新規感染者数はかなり減りました。専門家から意見を聞く政府の諮問委員会の尾身茂会長が先日、テレビで「一般のみなさんが新型コロナをインフルエンザ(毎年流行するが極度に恐れる必要がない感染症)のように感じるにはあと1、2年かかる」と話しておられました。

 インフルエンザのように感じる!!!!。

 そうなんです!時間はかかっていますが、いつかはきっとそうなるんです。そのカギは、イチにもニにもワクチン、治療薬。製薬企業各社の研究開発!そしてそれを後押しする国の政策が要なのです!

 明るい将来が早く訪れますように!

 それでは皆様。風はまだ冷たく、感染も油断はなりません。十分、注意しながら素敵な一週間をお過ごしください!

 

 

新型コロナも冬に広がり、暖かくなると若干収まる

 みなさんお元気ですか?

 今週はそぼ降る雨でスタート。まあ、あまりいい天気だと部屋にいるのが嫌になるのでこれはこれで良しと。。。。

 さて国内でのワクチン接種がいよいよ始まります。まずはファイザー社製から。その後もアストラゼネカ、モデルナ、塩野義、KMバイオロジクス社製と来年まで次々に承認、接種が進む予定です。少しでも社会の混乱が収まればいいなあと。そう思います。

 コロナ禍での緊急事態宣言や特措法改正、GOTOなど経済政策などを巡り、侃々諤々の議論は続いていますが、結局、相手は未知の感染症ウイルス。現時点ではっきりしているのは、新型コロナも寒くなって空気が乾く冬には広がり、暖かくなってくると若干、収まる傾向にあるーー。当初予測されていたことだけのように思います。人が考える政策の何がどれだけ実ったのか。将来、冷静に分析する必要がありましょう。

 

 以下、医薬経済21年2月15日号の執筆記事です。是非ともお読みください!

◆日医工の戦略的な「製品回収」

すべては高山工場の買収交渉から始まった

 

 

定期的に発生する感染症に備え 国を挙げてワクチン、治療薬の基盤技術を整備すべき!

 

 みなさん、お元気ですか?

 新型コロナウイルスのワクチンがいよいよ国内で接種できるようになります!治療薬開発も世界各国で進んでいます。感染者数も少しずつですが、減ってきています。

 しかし、ワクチンは特殊技術が必要で、もともと新型コロナではない他のウイルスワクチンの研究開発、供給で足腰を鍛えたメーカーしか作れません。治療薬も現在、開発中のものは、ほとんど新型コロナとは別の疾患を対象に開発、使用していた薬を、新型コロナに転用するというスタイルです。つまり純粋に新型コロナウイルスだけを念頭に研究開発していたものではないのです。結局、そのメーカーが保有する基盤技術のすそ野が広ければ広いほど、新たに発生したウイルスや細菌性疾患の予防、治療に迅速に対応できるのです。

 ただ、製薬企業も株式会社ですから、すぐに収益が出ない領域には中々、手を出したがりません。しかしながら新型感染症の発生頻度は、今後も高まってくると予想されています。しかも発生する時は突然です!!!

 日本もワクチン、治療薬の基盤技術のすそ野を広げておく必要があります。これはある種、国家防衛、公衆衛生で製薬企業頼みでは酷だし、いかにも頼りない。国、地方など公的資金も投入し、体制整備を急ぐ必要があるでしょう。

 写真は頭上を飛ぶ航空機。どこまで行くのでしょう。まだ本数は少ないようですが、悠然と飛び去って行きました(笑)それではみなさん!素敵な一週間をお過ごしください!!!

 

高品質な医薬品供給を継続するため、新薬も後発品企業も総点検を!!!

 

 みなさんお元気ですか?

 水虫などに使う抗真菌薬に睡眠剤が混入し、それを使った患者が重い健康被害を負った小林化工事件を機に、後発医薬品(新薬の特許が切れた後に安価で市場に出てくる医薬品)の企業団体、日本ジェネリック製薬協会が会員企業に改めて自社の製造管理体制を再点検するよう求めています。

 政府はもう20年近く前から後発品をどんどん使用して医療費を抑制する政策(後発品使用促進策)を進めてきましたが、目標の80%をほぼ達成し、ちょうど一段落したところ。これからどうするか。再検討する時期が来ています。

 高品質な医薬品を供給し続けるため、これを機に後発品のみならず新薬企業も自社の医薬品製造、管理体制をこれを機に総点検し、改めるべきは改め、良質な日本の医療を支えてほしい。心からそう願っております。

 

 写真は懐かしのカエル。コーワのキャラクターです。散歩中に遭遇、ほっこりしました(笑)それでは皆様、素敵な1週間をお過ごしください!

 

 以下、医薬経済21年2月1日号の執筆記事です。是非ともお読みください!

◆小林化工は「復活」できるか

親会社オリックスの選択肢は限られている

 

 

中間年改定、4大卸談合、小林化工事件を機に「新時代」に向けた議論を

 みなさん、お元気ですか?

 新型コロナ感染拡大が進む中、医薬品業界は薬価の中間年改定実施、大手卸4社の談合事件、小林化工の睡眠薬入り水虫薬への対応など、大きな課題に直面しております。いずれもこれまでの「慣例」を振り返り、新時代の医薬品業界を確立するため真摯な議論が必要になるでしょう。

 変えるべきは変える。続けるべきは続けるーー。口で言うのは簡単ですが、判断はそんなに簡単ではありません。リモート化で直接の対面は制御されていますが、人と人の意見のやり取りが、ますます重要になってきいると考えております

 この難関をいかに乗り越え、どんな新時代を築くか。医薬品業界の皆様、次第。ジャーナリストの立場で今後も真摯に向き合ってまいります。

 それではみなさん!素敵な一週間をお過ごしください。

 

新型コロナ関連ニュースには気を付けましょう!

 みなさんお元気ですか?

 緊急事態宣言(8日に再発令)も2週目に突入。。。とここまで書いて「え、まだ2週目かよお~っ」と首を垂れる私(苦笑)。もう一般向け医療報道はコロナ一色。「コロナでなければ疾患でない」と言わんばかりの勢いです。ものすごい量の情報が発信されていますが、中身は玉石混交。少なからず社会的な混乱に油を注いでいます。インフォデミックと言われる所以ですね。情報を受け取る側も、慎重に見極めないと、混乱に巻き込まれます。勿論、情報を発信する私も十分注意します。

 まあ、みなさま、なんとか乗り切りましょう!!!素敵な一週間をお過ごしください。

写真は杏子の木。しばらくすればきっと花が咲くでしょう!

 以下、医薬経済21年1月15日号の執筆記事です。是非ともお読みください。

 

◆現金問屋取引めぐる「詐欺裁判」

大手卸メディセオと元薬局経営者の法廷闘争

 

 

 

新型コロナ見据え医療提供体制の再構築が進む

    

  みなさんお元気ですか?

 私は緊急事態宣言で閉塞感一杯です(苦笑)。

 さてようやく新型コロナの感染拡大を念頭にした国内医療供給体制の再構築が本格化してきたようです。え、いまさら?って気がしないでもないんですが、もし感染して重症化したら頼れるのは医療機関だけ。厚労省や関係団体には是非とも、もうひとふんばりがんばっていただきたいです。私たちが自粛しているうちに、医療体制の再構築が進み、ワクチンができ、治療薬ができ、願わくはコロナウイルスが消えてしまいますように。。。。となんだが我ながら元気がないなあ(笑)まあ、今回はお許しいただき、この辺で!

 みなさまできる範囲で感染にご注意を!そして素敵な1週間をお過ごしください!

 

新年早々、緊急事態宣言の再発出という「トホホな現状」

 

  皆様、明けましておめでとうございます!

 いやあ~新年早々、緊急事態宣言の再発出となりそうな気配です。

 しかし、なぜ世論が緊急事態宣言を出せ出せと熱くなるのか。。。不思議に思います。再発出では、一部、罰則も設けられる模様ですが、日本の場合、基本的に「要請」ですよ。一部の利権団体が昨年春からずっと言っている理由は、薄々、察しが付きますが、それをメディアがあたかも「正義」であるかのように増幅しまくり、優柔不断な政府を小突き回して、ここまできました。

 新型コロナ感染はゼロにはできない。人としての生活行動をできるだけ維持しながらそれぞれが自粛に努めるーー。政府の強権発動は最低限に止めるーー。

 それでいいのではないかというのが私の立場です。なぜ政府に「要請」という名の「指示」、「罰則」という名の「お仕置き」を準備しろと叫んでいるのか。。。。飲食、旅行ばかり責めますが、都内のあの満員電車は何?秋には外国人も、沢山、受け入れている。

 医療現場の混乱は、まったく別の話。そもそも「医療崩壊」って何を指しているのか?ただただ、脅し文句のように使われるばかりで、何の意味統一もなされていない。ほとんどバズワードになっています。そこそこ政治力があって声の大きい人が怒った感じで言うと、メディアがその振る舞いに喜んで飛びつき、増幅させる。そしてその発言を、不安に震え思考停止に陥った多くの人が、あたかも唯一の「正義」であるかのように勘違いする。。。。情感だけでモノが動く、大変危険な状況が続いていると思います。これは軍と政治とメディアが暴走し、国民感情が同調してしまった太平洋戦争前を彷彿させます。

 とまあ、トホホな気持ちですが、なんとか奮い立たせてがんばります。今年もよろしくお願いいたします!!!!

 

2020年、医薬品業界は「価格交渉」と「製造」で信頼を失った。21年の最優先課題は失地回復!

 みなさんお元気ですか?なにがなんだかわからないにうちに2020年も暮れていきます(笑)

    新型コロナ感染拡大で大混乱の中、大手医薬品卸4社の談合問題で医薬品の「価格交渉、取引」の信頼性が揺らいでいます。また、小林化工が水虫薬(イトラコナゾール)の製造過程で睡眠薬(リルマザホン)を混入させ健康被害者が続出するという前代未聞の事件が発生。「製造、生産」の信頼性も揺らいでいます。

 大手卸の談合は、市場競争を無視するとんでもない行為ですが、薬価制度の「一定許容幅」とか、メーカーの不透明なリベート、アローワンス(バックマージン)とか、医療機関の厳しい値引き要求などがあって、業界をよく知る者からすればもともと「本当にパキッパキの交渉、競争ができているのか?怪しいんじゃないか」という疑問がありました。ある程度、想定の範囲だったわけです。

◆小林化工の事件は「経営管理エラー」

 一方、小林化工の睡眠薬入り水虫薬バラ撒き事件は、想像を絶する事件で言葉を失います。経営トップは「ヒューマンエラー」(ヒトの間違い)と言っているようですが、「ヒューマンエラー」が起こり得るからこそ、GMP(製造基準)で何重にもチェックする体制が求められているわけです。初めに関わった人にミスがあったしても、本来、行わるべき何重ものチェックがGMP通り行われていれば、初めのミスが修正されずに完成品となり、市中に出回るなんてことはあり得ない。小林化工の事件は「ヒューマンエラー」ではない。「経営管理エラー」です。

医薬品の「価格交渉、取引」と「製造、生産」で失った信頼をいかに取り戻すか。21年の最優先課題となります。

 写真は新宿歌舞伎町に設けられたPCR検査センター。かなりの人が並んでいました。それでは皆様、20年の年の暮れ、21年のお正月を厳かにかつ健やかにお過ごしください!!!次回の更新は1月12日の予定です!

【お知らせ】21年の中間年改定の総括記事「中間年改定が引き寄せる『薬価新時代』」が医薬経済21年1月1日号に掲載されます。ご興味のある方は是非、お読みください。

 

 
 
 
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