「飽くなき誠実性の追求」こそ製薬企業の要諦!回収や副作用への対応が信頼性を左右する!

   みなさんお元気ですか?東京都は本日からまん延防止措置がスタート。しばらく窮屈な日常が続きます。

 さて新型コロナを対象としたワクチン開発に向け、世界各国の製薬企業が奮闘を続けております。

 しかし、残念ながら薬の開発に失敗はつきもの。最近は、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチンで製造ミスや副作用が起きて話題になっています。ただ、いち早く製品回収に踏み切ったり、当局に積極的に情報提供しているJ&Jの姿勢は評価すべきでしょう。

 回収や副作用への対応は、企業判断が早いか遅いかで、その後の影響がまるで違う。もちろんないに越したことはないのですが、起きた時の対応がその企業の信頼性、品格を決めるといっていい。

 日本でも製品回収が問題になっていますが、回収や副作用があったからといって即、その企業が悪いということにはならない。回収すべきものは回収し、改善に向けて徹底的に情報を公開する。飽くなき誠実性の追求ーー。それが製薬ビジネスの要諦であります。改めてそんなことを考える今日この頃です。

 写真は都内某所で。こんなに静かで風情のある場所もまだ残っているんだなあと、しばらく感慨に浸りました(笑)それでは皆様、素敵な一週間をお過ごしください!!!

 

 

 

 

 

薬価改定の「調整幅」って何?はっきりさせるべき。

 みなさんお元気ですか?今週は薄曇りの天気でスタート。

 さて21年度に突入しましたあ!昨年からのコロナ禍もあって世の中が急激に変化しております。

 医療用医薬品ビジネスにとって「生命線」とも言える保険薬価(医療保険から支払う医薬品の価格)も決め方、改定の仕方を巡り、今後、かなりドラスティックな議論が予測されます。

 改定については、今、定期的に医療機関が買っている価格を調べて、その平均価格に調整幅2%を上乗せするという方法を用いています。しかし、この「調整幅」。。。はっきり言って一体なんなのか。定義が明確でない。卸の必要経費などとも言われていますが、しっかり議論して決めたわけでもない。あいまいなまま何十年も現在に至っています。

 今後の議論では「2%を続行すべき」、「いやいや5%に引き上げるべき」、「いやいやいやもう調整幅はいらない」などの意見が出るでしょう。いずれにせよ、そろそろはっきりさせないとまずいでしょう。

 業界提案に期待したい!

 写真は散歩中に。。かわいらしい元気な絵に遭遇。それでは皆様、素敵な一週間をお過ごしください。

 

以下、医薬経済21年4月1月号の執筆記事です。是非ともお読みください!

 

◆製薬業界が「新たな薬価改定案」を模索

かつての「お蔵入り構想」に〝一考の価値あり〟との声も

 

 

 

「アリナミン製薬」という“戦略的名称” 主力品をプッシュし、武田の匂いを消す

 

 みなさん、お元気ですか?外はすっかり春めいてきました。中々、思うように動けませんが、許される範囲で静かに季節を楽しみたいなあと思っております。

 さて武田薬品のOTC(一般用医薬品)事業部門の子会社、武田コンシューマーヘルスケアが投資ファンド ブラックストーンに買収され、4月1日からアリナミン製薬に名称変更します。武田薬品の名前は完全に消え、主力品アリナミンを前面に押し出したわけです。

 投資ファンドは買収先の経営を伸ばすようしばらく力を注いで企業価値を上げ、数年後、頃合いを見て売却するのが基本です。武田のOCT子会社を買収したブラックストーンもそれを否定しておりません。で、最大の売り物は、やはりアリナミンなわけです。

 実は親会社の武田薬品はブラックストーンに売却する前にも、いくつかの企業OTC子会社の売却を持ち掛けていました。しかし、相手企業が「アリナミンは魅力的だが、国内トップ製薬企業タケダ出身の従業員を引き受けるのは荷が重い」と躊躇し、すべて破断になったと言われます。

 ブラックストーンが武田の名を下ろして、アリナミンを前面に押し出したのは、そんなこともあってのことでしょう。次の売却を見越して、社名に主力品アリナミンを冠して武田というブランドを下ろしたのです。

 写真は近くの立ち飲み屋で。屋内花見も乙なもんです。もちろん9時までですが(笑)。それでは皆様、素敵な一週間をお過ごしください。

 

 

緊急事態宣言解除 「他者に思いを馳せる力」が問われる

 

 みなさんお元気ですか?

 3月21日をもって新型コロナ感染拡大に伴う1都3県の緊急事態宣言が解除となりました。とりあえず「やるだけやった」という感じでしょうか?

 何せ相手は感染症。この先も「ゼロ」になることはない。よくアフター・コロナとか、ポスト・コロナとか言われますが、それはない、どこまで行ってもウィズ・コロナ。コロナとともに生きていくしかない。ここから先どうふるまうか?各人の意識次第です。私たち1人1人が社会的責任を意識してふるまうしかない。しかし、当然のことながら各人の「意識」には隔たりが生じるでしょう。

 「自分はこう思うから人もそうすればいいんだ」。押しつけはよくない。他者を慮る気持ち、尊重する気持ちが大事。いまほど自分以外の他者に「思いを馳せる力」が問われている時期はないでしょう。

 写真は近所の路肩で。とくに誰も手入れをしていないのに、元気に開花した「菜の花」。このさりげなさ、この力強さよ!!!!それでは皆様、素敵な1週間をお過ごしください!

 

 

 

アイン、日本調剤、クオールが「近未来薬局」に変貌!!!

 みなさん、お元気ですか?日差しの暖かい月曜日。いかがお過ごしですか?

新型コロナを契機にあらゆる領域で、デジタルトランスフォーメーション(DX)が一気に進展しております。

 医療でいうと最近、大手調剤チェーンの取り組みが際立っています。アイン、日本調剤、クオールはすでに全店でオンライン服薬指導体制を完備、オンライン資格確認、宅配ロッカー活用、無人飛行ロボット「ドローン」を使った非対面、非接触での医薬品受け渡しなど「近未来の薬局」に変貌を遂げようとしております。しかし、最終的な利益享受者は国民、患者です。それを忘れずに快適なサービスを構築してほしいものです。

 写真は都内老舗蕎麦屋で。最近、なぜかそばを食します(笑)

以下、医薬経済21年3月1日号の執筆記事です。是非ともお読みください!

◆大手調剤チェーンが「近未来の薬局」に“急変貌”

オンライン服薬指導を機に「新サービス」を次々に打ち出す

 

 

新型コロナ感染も原発事故同様、最も大事なのは「情報公開」!!!

 

 みなさんお元気ですか?冷たい雨が降る月曜日。いかがお過ごしですか?

 新型コロナ感染による緊急事態宣言の延長が決定。「仕方がない」と思いつつも夜の外食がままならない現状に欲求不満で一杯の私でございます(笑)。

 もうここまで来ると、緊急事態宣言を「解除」するタイミングを探るのも難しくなってきました。政府はこの先、緊急事態宣言を延長しても、解除しても、国民の批判を浴びるでしょう。

 しかし当然のことですが、新型コロナはウイルス性感染症ですからゼロにはならない。政府の対応をヒステリックに攻め立てるだけではらちが明かない。なぜなら新型コロナは「未知」の感染症で、政策もある意味、手探りで打つしかない。また、その成否を判定するには数年かかるからです。

 今、政府に期待するのは国民に対する徹底した情報公開です。正確な情報を基に1人1人がリテラシーを高め、個々人の行動に責任を持つ。それしかないです。

 さて今週3月11日。東日本大震災から10年経ちます。震災で生じた原発事故について国の責任を問う損害賠償訴訟が各地で起き、仙台、千葉地裁では国と東京電力の責任を認める判決が下されました。判決はいずれも「適切な情報公開が行われていたら被害はもっと少なくて済んだ」との見解がもとになっております。震災時の政権は、今、野党第一党、立憲民主党の源流、民主党です。民主党は原発事後後、「原発施設の放射能は完全にコントロールできている」と誤った情報を繰り返し発して、状況を悪化させました。

 大規模災害で最も大事なのは結局、「情報」なのです。

 果たして新型コロナ過でこの教訓が活かされているでしょうか?

 写真は2011年5月に石巻で撮影。震災のダメージ冷めやらぬ住宅地の風景です。「薬新カフェ」には珍しい凄惨な光景ですが、今回敢えてアップいたします。あの日を忘れないためにも。。。。。

 それでは皆様、素敵な1週間をお過ごしください!

 

 

 

 

 

大手後発企業、日医工は「旧武田テバの工場」買収を機に生まれ変わりを!!!

 

 みなさま、お元気ですか?

 さて後発医薬品大手、日医工が度重なる製品回収で、とうとう1か月程度の業務停止処分を受けることになったようです。健康被害が出る前の経営判断(自主回収)とはいえ、昨年4月から今年1月まで70品目以上も回収しているのですから当然といえば当然です。

 日医工は2月1日に武田テバの高山工場を買収したばかり。その高山工場はグローバル基準の品質管理体制を保有していると言われています。日医工は、今回の業務停止を機に、全製品を高山工場の基準に合わせ、品質管理体制を徹底的に改善すべきです。

 それでは皆さん、風まだ冷たいですが、春はもうすぐ。素敵な1週間をお過ごしください。

 以下、医薬経済21年3月1日号の執筆記事です。是非ともお読みください!

◆国内医療に押し寄せるDXの波

もう後戻りはない、オンライン診療の「全面解禁」

 

 

新型コロナの「脅威」もいつかは「インフル並み」になる!

 

 みなさんお元気ですか?先週末、急に暖かくなり、場所によって桜の花がポツポツ開花しました。

 さて新型コロナ感染症。ピーク時に比べると、新規感染者数はかなり減りました。専門家から意見を聞く政府の諮問委員会の尾身茂会長が先日、テレビで「一般のみなさんが新型コロナをインフルエンザ(毎年流行するが極度に恐れる必要がない感染症)のように感じるにはあと1、2年かかる」と話しておられました。

 インフルエンザのように感じる!!!!。

 そうなんです!時間はかかっていますが、いつかはきっとそうなるんです。そのカギは、イチにもニにもワクチン、治療薬。製薬企業各社の研究開発!そしてそれを後押しする国の政策が要なのです!

 明るい将来が早く訪れますように!

 それでは皆様。風はまだ冷たく、感染も油断はなりません。十分、注意しながら素敵な一週間をお過ごしください!

 

 

新型コロナも冬に広がり、暖かくなると若干収まる

 みなさんお元気ですか?

 今週はそぼ降る雨でスタート。まあ、あまりいい天気だと部屋にいるのが嫌になるのでこれはこれで良しと。。。。

 さて国内でのワクチン接種がいよいよ始まります。まずはファイザー社製から。その後もアストラゼネカ、モデルナ、塩野義、KMバイオロジクス社製と来年まで次々に承認、接種が進む予定です。少しでも社会の混乱が収まればいいなあと。そう思います。

 コロナ禍での緊急事態宣言や特措法改正、GOTOなど経済政策などを巡り、侃々諤々の議論は続いていますが、結局、相手は未知の感染症ウイルス。現時点ではっきりしているのは、新型コロナも寒くなって空気が乾く冬には広がり、暖かくなってくると若干、収まる傾向にあるーー。当初予測されていたことだけのように思います。人が考える政策の何がどれだけ実ったのか。将来、冷静に分析する必要がありましょう。

 

 以下、医薬経済21年2月15日号の執筆記事です。是非ともお読みください!

◆日医工の戦略的な「製品回収」

すべては高山工場の買収交渉から始まった

 

 

定期的に発生する感染症に備え 国を挙げてワクチン、治療薬の基盤技術を整備すべき!

 

 みなさん、お元気ですか?

 新型コロナウイルスのワクチンがいよいよ国内で接種できるようになります!治療薬開発も世界各国で進んでいます。感染者数も少しずつですが、減ってきています。

 しかし、ワクチンは特殊技術が必要で、もともと新型コロナではない他のウイルスワクチンの研究開発、供給で足腰を鍛えたメーカーしか作れません。治療薬も現在、開発中のものは、ほとんど新型コロナとは別の疾患を対象に開発、使用していた薬を、新型コロナに転用するというスタイルです。つまり純粋に新型コロナウイルスだけを念頭に研究開発していたものではないのです。結局、そのメーカーが保有する基盤技術のすそ野が広ければ広いほど、新たに発生したウイルスや細菌性疾患の予防、治療に迅速に対応できるのです。

 ただ、製薬企業も株式会社ですから、すぐに収益が出ない領域には中々、手を出したがりません。しかしながら新型感染症の発生頻度は、今後も高まってくると予想されています。しかも発生する時は突然です!!!

 日本もワクチン、治療薬の基盤技術のすそ野を広げておく必要があります。これはある種、国家防衛、公衆衛生で製薬企業頼みでは酷だし、いかにも頼りない。国、地方など公的資金も投入し、体制整備を急ぐ必要があるでしょう。

 写真は頭上を飛ぶ航空機。どこまで行くのでしょう。まだ本数は少ないようですが、悠然と飛び去って行きました(笑)それではみなさん!素敵な一週間をお過ごしください!!!

 
 
 
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