記者会見でよく出る「不思議な質問」

  みなさん、お元気ですか?雪がシンシン降り積もる月曜日です。さぶっっ(;^ω^)

  さて18年4月からの診療報酬、調剤報酬、薬価制度改革の論議がほぼ決着しました。で、今月は関連団体の代表による記者会見がいくつも開かれました。まあ、当然ですが、どこの団体からも「満足です!」「よかったです!」っていう回答は得られないわけですが、「不満」なら「不満」なりに、その理由を細かく追及するのが、我々記者の仕事なわけです。因果な商売です。

その記者会見で、時々、奇妙な質問に出くわし、頭を抱えることがあります。例えば、会見元の団体の長に「今度の改革に点数をつけるとしたら、何点ですか?」と問うやつです。なんですかね、点数って?そもそも基準がわからない。何点満点で?どんな指標でつけるの?それさえ示さず、「何点ですか?」って。。。バカバカしい。そんな感覚的なこと聞いてどうするんでしょうか?聞かれた方は、感覚で当てずっぽうに答えるしかないでしょう。それで「50点」とか、「60点」とか相手が答えたら、記事にするんでしょうか?仮に記事にしたところで、そこに何の意味がありましょうか?あげくに、団体同士の点数を並べてあっちが高い、こっちが低いって比べてみたりして(笑)いうまでもなく、統計学的な意義は、まったくないです。

疑問に思う、よくある質問は他にもあります。会見元が30分なり、1時間、みっちり説明をした後、さも当たり前のごとく真顔で「いまお話しされた中で、最も主張したい点。重要な点はなんですか?」だって。。。。。はあ~?って。一生懸命、説明した方は、泣きたくなりますよね。さらに恐ろしいのは「いまのお話と、ほかの団体のお話との相違点はなんですか?」とか聞くやつ!!!!!おい、おい!それこそ、記者である君自身が調べ、考えることでしょう?自分で考えるという最も大切な仕事を放棄して、会見者に丸投げすんなよ!! 脳みそが溶けてなくなってしまうぞよ。こらっ!!それから、結論の取りまとめに向けて何か議論を詰めている時に「登山に例えると、いま議論は何合目ですか?」って聞くやつ。登山に例えるなやあああ~!議論は登山と違って行きつ戻りつするし、必ずしも山頂にたどり着いたら終了ってもんじゃないんだよおおお。センスねぇなあ。

てなわけで、テレビや、週刊誌など大手メディアは、今や、有名人の「不倫調査、暴露団」「姦通罪の民間処罰機関」、あるいは自分の言葉でしゃべれないお相撲さん同士のどうでもいい私的確執や理事会構造まで詳細に報ずる「相撲業界紙」になり下がっています。それに負けないくらい医療、医薬品業界紙業界にも、不思議な質問、奇妙な質問があふれかえっているのであります。いやはや(笑)

  写真は近くの喫茶店で撮影。これから雪が止み、道路が氷り、大気はますます冷たくなります。皆様、風邪などひかぬよう、素敵な一週間をお過ごしください!!!

 

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