エーザイがHALAVENで暗闇を破る!

 エーザイの乳がん治療薬ハラヴェン(Halaven)が当初発表していた期限(12月30日)より、1か月以上も早く米国FDAの承認を得ました。この薬、ニューヨークタイムズが、11年末までに年商10億ドル以上に成長する新製品として紹介しています。同紙は他にも5製品を紹介してますが、日本企業の製品はハラヴェンのみ。しかも、三浦半島沖のクロイソカイメン抽出物をもとにした「生粋の日本創製品」だそうです!!!     すげえっ!!さらにさらに、合成するには62工程もあって、立体異性体の制御が極めて難しいから、将来、後発品が参入することは不可能とも見られています。いわゆる「2010年問題」を巡って、「出口が見えない」という論調の報道が長く続いていましたが、エーザイが風穴をあけました。久々に明るいニュース。今月末に米国で特許が切れるアリセプトも夏に新たに承認を得た「23㎎」を全面的に推奨することで、後発品の影響を最小限に抑える考えです。それにしても、エーザイは上手い。ところで、ハラヴェンの承認時期。どうして期限より1か月以上も早まったのでしょうか?単純に事務作業の問題か?これも、発表のインパクトを強めるために同社が仕掛けたストラテジーだったりして?!

で、写真は私が日本で一番好きな書店。ジュンク堂。池袋店の外観です。建物を見ているだけで愛おしくなります(笑)

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