【12月8日発】中外製薬が配合剤で「働き方改革」に寄与!投与時間を大幅に圧縮!

◆昭和大学医学部の林直輝氏(外科学講座・乳腺外科部門主任教授)

 

 「医師の働き方改革」の名のもと、勤務医の残業や連続業務時間に上限を設ける制度が24年から本格スタートする。中外製薬が、そんな絶妙なタイミングで、投与時間を大幅に短縮化する抗がん剤「フェスゴ」(HER2陽性の乳がん、大腸がん治療薬)の国内販売を開始した。今後1年程度で既存の標準治療薬が「フェスゴ」に置き換わる見通し。「治療時間の短縮」は、新薬や医療技術の開発でトレンドのひとつになりそうだ。

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