【24年1月9日発】内閣官房が製薬企業の「再編誘導」に動き出した!

 政権運営の総合調整を担う内閣官房に「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議」(以下、創薬力向上会議)なる会議体が設置された。座長は村井英樹内閣官房副長官(衆院議員)、座長代理は鴨下一郎内閣官房参与(元衆院議員)で12月27日に初会合を開いた。今後、月1回程度、議論を重ねて構想をまとめる。構想の内容は、6月頃に打ち出す骨太の方針(経済財政運営のための基本指針24)に反映させる方針だ。スタートアップ(SU)、ベンチャー(VC)などを育成し、そこで生まれたシーズを大企業につないで創薬力を高める。そしてその収益を、さらに新しいシーズに再投資するーー。そんなエコシステムの実現を目指している。私は、この会議が20年近く沈静化していた国内製薬企業の再編を促すきっかけを作るのではないかと見ている。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
 

コメント

現在のコメント

コメントを書く

 
  (公開されません)
 
 
 
 

 
© 2024 薬新プラザ|医薬品業界の「本質」を発信するサイト