【3月27日発】第一三共「国内企業同士の合併成功例」 旧三共と旧第一の技術融合ADC「エンハーツ」で絶好調

 

◆第一三共の真鍋淳代表取締役会長兼CEO

 第一三共が名実ともに「日本発グローバル企業」に変貌を遂げようとしている。好調な業績をけん引するのはがん治療に使う自社開発の抗体医薬複合体(ADC)エンハーツ(トラスツズマブ デルクステカン)。日米欧で堅調に伸び3000億円超の大型製品に育っている。同社が2016年に「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業になる」という目標を掲げた時、エンハーツはまだ開発初期段階で、他の抗がん剤も数が揃ってなかった。正直、「えっ?いまから競合ひしめく“がん”ですか?大丈夫なのか?」と思った。しかし、いまや誰もが認める「がんに強みを持つ企業」になった。

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