【4月3日発】中間年改定“廃止”に導く「3つの条件」 クリアすれば官邸、財務も動く ※3日17時30分に文言訂正

◆「中間年改定の廃止を求める緊急集会」で熱弁を振るう日本製薬団体連合会の宮島俊彦理事長

 24年度に入った。製薬業界にとっては25年度の薬価中間年改定の行方が大きな関心事になっている。業界団体、政治連盟、そして業界の主張に理解を示す国会議員らは「廃止」に向けた動きを先鋭化させている。しかし、官邸や、財務省は実施する方針を崩していない。「廃止」は可能だろうか?12月末の予算編成までが勝負だが、実現に導くには大きく3つの条件がある。
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