【4月17日発】内閣官房・創薬力会議が“佳境”に 骨太方針にどれだけねじ込めるか 「ワクワクする内容にしたい」と鴨下氏

 

◆創薬力構想会議後、ブリーフィングする高谷浩樹氏(健康・医療戦略推進事務局次長・内閣官房内閣審議官)

 内閣官房(総理大臣直轄の企画立案、調整機関)に昨年末、設置された「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議」(以下、構想会議)が17日、4回目の会合を開いた【議題、資料はコチラ】。今回は「論点整理(案)」が示されると聞いて、ワクワクして事後ブリーフィング(会議自体は非公開)に参加したが、残念ながら「論点整理(案)」も非公開。事務局からの状況説明に止まった。会議は今回も、それぞれの専門知識、それぞれの想いを抱いて産学官の構成委員10人の意見交換が続いた。発言内容は幅広く、事務局の説明だけ聞いていると、総花的に散らばって見えるが、結局、政府がやるべきこと、できることはひとつ。日本の創薬力強化に向け“司令塔機能”をいかに強くするかーー。それに尽きる。次回(5月予定)に中間とりまとめ案を事務局が提示。成案化を目指す。中間まとめに盛り込んだ予算関連事項が、政府の「骨太の方針」にどれだけ取り入れられるかが勝負だ。

 “司令塔機能の強化”で考えられる具体的な手法は

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