臨床・疫学統計のウソ

  生物統計学の大家、東大医科学研の大橋靖雄教授が、先週11月24日、臨床・疫学統計のウソを見抜く方法について講演しました。実際に製薬企業が発表したデータも事例に使い、すごく分かりやすかった。統計の怖さを、再認識しました。実際に使えるようにするには研鑽が必要ですが、今後の取材、執筆に絶対、活かします。大橋教授の講演は、製薬企業への批判であるとともに、洪水のような発表データを何の検証もなく右から左に垂れ流す我々、専門、業界紙ジャーナリズムへの痛烈な批判でもありました。だって、発表データをそのまま書いているだけで、知らぬ間にウソに加担しまうかも知れないんですから。関係ないとは言えません。実はこの講演。日本製薬工業協会・広報委員会・メディアオピニオン部会が主催したもの。統計は企業広報にとって、一種戦術でもあります。自らの身を切るようなテーマを取り上げた姿勢に、敬意を表します。続けて疾患啓発活動とか、TVCMの在り方とかも取り上げてほしいです。

で、写真は江ノ島駅の前にいる名物の小鳥達。過去の写真を整理していてやっと見つけました。昨年末に撮影。冬服来てます。10月25日号に掲載した群馬大の小鳥達の親戚です。

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