【5月8日発】塩野義の鳥居薬品買収は「次なる発展の序章」《第一印象記》

 

◆塩野義製薬の手代木功代表取締役会長兼社長CEO

 塩野義製薬が鳥居薬品を買収するという発表(7日)に、さほど驚きはなかった。手代木功社長は常日頃、状況、機会が整えば、いつでも他社との戦略提携に踏み切ると話していたし、何かひとつハードルを越えると、またすぐに次のハードルを準備しないと気が済まない手代木社長のご性格からして「ああ、もうそろそろ何か次をやるな」という記者の予感みたいなものがあった。買収金額も7、800億円でさほど大きくない。ただ、発表メールが午後3時半に届いて、記者会見が1時間半後の午後5時から東京本社(鉄鋼ビル)。しかもオンデマンド配信は無しとのこと。私が発表メールを開いた時、もう午後4時を回っていた。だから発表内容にはさほど驚かなかったが、「会見に行かねば」と「焦った」。事務所でダラッとした服装で仕事をしていたので、着替えなど準備時間を含めて逆算すると

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