【8月29日発】MRには“個人技”が必要…! 画一的な応対ならAIで十分、ヒトはいらない

 製薬企業の医薬情報担当者(MR)の国内総数は2015年以降、減少傾向が続いている。【ピーク時6万人台から4万人台へ】新薬のモダリティ(特性種別)や、業界慣行が激変したほか、デジタル化で情報提供ツールが多様化しているためだ。MRという職能を全うするのは簡単ではない。たゆまぬ自己研鑽、高度な知識、コミュニケーション能力が求められる。会社に命ぜられるまま、杓子定規のような対応しかできないMRは、そのうち「別にヒトである必要はない。AI(字人工知能)でいい。従ってあんたは来なくていい」と一蹴され、淘汰されるだろう。

 一方、疾患に苦しむ患者と直接向き合う医師は、薬物治療に関する悩みが深く幅広い。おそらく現場MRなら誰しも一度は、医師から思いもよらぬ質問を受け、立ち往生したり、言葉に詰まったりした経験があるだろう。ある種の窮地に陥るわけだが、そこをどう乗り越えるかー。

 8月25日に開かれたMRフォーラム(MR認定センター)に演者として登壇した医師から、

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