【11月28日発】日本医師会会長のメッセージで「んっ?」と思ったこと。製薬産業との認識の違い。

 

◆日本製薬工業協会の宮柱明日香会長(製薬協フォーラムにて)

 当然だが医師も医薬品も、医療にとってなくてはならない存在であり、事物である。一方はヒト、一方はモノという違いはあるが、同じ医療現場で、それぞれが持つ能力を相互補完的に発揮して患者、家族を助けるという共通のミッションを担う、切っても切れない密接な関係にあるのだ。しかし、診療報酬、薬価改定に関して言うと、両団体の主張は微妙に異なる。

 毎年恒例の「製薬協フォーラム」(日本製薬工業会主催)が11月27日、経団連会館で開かれた。講演会、懇談会の2部構成でいずれも盛況。医療保険制度改革、診療報酬、薬価制度改革論議が大詰めを迎える中、この会は毎回、“束の間の休息”の場となり、会場は終始和やかなムードに包まれる。。

 講演会にはBNPバリバ証券のチーフエコノミスト、河野竜太郎氏が登壇し、

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