【12月3日発】医療機関、薬局の“薬価差”が「史上最低」まで縮小  もう“財源”として当てにすべきではない!

 26年度の薬価制度改革に向け、厚労省の中央社会保険医療協議会で論議が粛々と進行している。改定が医療用医薬品マーケットにどのくらいの影響を及ぼすかーー。大まかな傾向を占う薬価調査結果(25年9月分取引)の速報値は、平均乖離率(保険薬価と医療機関への卸販売価格の差=いわゆる薬価差)「4.8%」――。前回の「5.2%」より0.4ポイント縮小し、過去最低記録を更新した。病院や薬局が経営原資として”薬価差”を当てにする時代はもう終わったのだ。むしろ近年は、薬価より高く購入する“逆ザヤ現象”も明らかになっているくらいだ。4.8%という数値が

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