【1月16日発】 衆院解散・総選挙≪下≫ 高市首相の決断は“バクチ” 勝てば官軍、負ければ賊軍 「大勝はない」との見方も

 衆院の解散総選挙が決定的となった。今なぜ選挙なのかーー。 諸説あるが、人気が高いうちに選挙で大勝を収め、盤石な長期政権を築きたいー。高市早苗首相が、そう考えたというのが最もシンプルな説だ。24年秋、石破茂前政権が発足後すぐに「裏金問題について国民の信を問う」との理由で、衆院選を実施して自民党は大敗、現在、日本維新の会と連立を組んで議席はギリギリ過半数の233(自民199、維新34)という心もとない状況だ。高市首相が選挙で大勝して単独過半数以上を獲得したいと考えて何も不思議はない。各種メディアの世論調査によると、確かに高市政権は発足後、高支持率が続いている。しかし、今、衆院選を打って、本当に大勝できるかーー。解散総選挙を公にしたとたん、そう簡単ではない状況が形成されてきている。政財官の実務者に意見を聞くと、選挙後も自民党が最大与党(最も議席が多い与党)を維持する、というところまでの見方は概ね共通しているものの、「“大勝”とまではいかないのでは」との声が多い。それどころか、「議席数を

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