普天間問題で揺れる民主党
Posted on 4月 21st, 2010 by IDAKA
普天間基地の移設問題で、民主党政権が揺らいでいます。 鳩山総理が確約した「5月末決着」が実現しないと、支持率はかなり低下するでしょう。しかぁーし!しかしですよ。そもそもこの問題。短期間で決着をつけようとすること自体に、無理があるのではないでしょうか?というか、そんなに短期間で決めちゃっていいんですか?米軍基地問題は、戦後日本がずっと引きずってきたもので、いまや政治、経済、外交にかかわる構造問題と化しています。それを政権発足後、一年もたたずに、結論を出そうとするなんて・・・。もちろん、そのままでいいとは思いませんが、短期決着にこだわるあまりにずさんな結論でお茶を濁せば後々、大変なしっぺ返しが来るはずです。
で、写真は東京駅前・丸善の4階。私が尊敬するスーパーエディター松岡正剛先生のプロディースで、テーマ別のコーナーができていました。本をただ単に棚に入れるだけではなくて、横倒ししたり、上積みしたり。新刊本だけでなく、古書も交じっています。無秩序に見えて、“ひと棚いちテーマ”が、隅々まで行き届いていてきれい。 まさに「知の森」という風情。本棚は迷路のように配置されていて、奥に分け入っていくと、なんだか本がこちらに語りかけてくるような錯覚を起こします。