先発品も後発品もない未来

   察しのいい製薬企業の経営陣や政策担当者、そして日々、地べたを這うように、まじめに取材活動を展開している業界紙ジャーナリストなら、すでにお気づきのことと思いますが、後発品使用促進という政府目標。結構怪しいですね。長期収載品の追加引き下げが2.2%と決まった時点で、将来は長期収載品も後発品もない、特許が切れた医薬品の低薬価施策時代がやってくるのではないかと考えたはずです。実際、第一三共、ファイザーのニュービジネスは長期収載品と、後発品の「両にらみ」です。後発品だけを見ているわけではないという点に注意が必要です。先発品(長期収載品)か、後発品かという、お決まりの「あっちか、こっちか」論に陥り、いつまでも「大手もGEに参入」という見方に囚われていると、本質からどんどん遠ざかってしまうでしょう。

で写真は己(オノレ)です。新宿のとあるビルの地下。エレベーターの扉に写った姿。表面に暈しが入っているので、いい具合に顔が見えません(笑)

                                                                                   

                                                                                                            

もう一つはMR向け媒体「週刊アプローチ」。4月から装いも新たにスタート。手ごろに読めて、面白くて役に立つ!!私も書かせていただいております。川越さん。いつもありがとう!!

http://www.utobrain.co.jp/seminar/periodic/approach/2009/index.shtml

 

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