製薬企業のコスト削減とGDP
いくらGNP(国民総生産)が増えても、GDP(国内総生産)が増えないと日本の景気は良くならならないんですよね。「何言ってんだ。いまさら」と言われてしまいそうですが、学生時代遊び過ぎたもんで・・。最近、経済学に関する本を何冊か読んでしみじみ再認識いたしました。で、欧米の大手製薬j企業はインドなど新興国で、原材料を調達したり、実際に製造を任せたりして、ギリギリのコスト抑制を進めています。そういう状況を指して「日本の製薬企業は遅れている。欧米にならって新興国をもっと活用すべき」という主張が強まっております。実際、いくつかの国内企業は、具体的に動き出してもいます。でも、新興国を活用すると、GNPは膨らんでも、GDPは逆に縮小し、日本全体の景気を考えると、決していいことではないんですよね。とはいえ、そうしないと、欧米の大手製薬企業との競争に勝てない。だからと言って簡単に「ビジネスだから」と割り切ってほしくない。さらに欧米企業にむざむざと負けてほしくないとも思います。日本の製薬企業の首脳陣は、このジレンマをどう乗り切るのか。期待感をもって見つめ続けたい。もちちん、私自身も思案を重ねながら・・。
で、写真は、先日、恵比寿の東京都写真美術館で観たジャンルー・シーフhttp://syabi.com/contents/exhibition/index-22.htmlの写真展ポスター。本当は表参道でやっているレスリー・キーhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%BCの写真展に行くはずだったんですが、開催期間を誤り、既に終わっていました。で、急きょ、予定を変更して、まったく知らなかったジャンルーの写真展を観たんですが、これが大当たり!!!色々、インスピレーションをいただきました。