製薬業界 変化の予兆
Posted on 5月 18th, 2010 by IDAKA
先週から今週にかけ国内製薬業界に、大きな動きがありました。まず業界トップの武田薬品。3年前に公表した中期経営計画がまだ後、一年残っているにもかかわらず、仕切り直して、10年度からスタートする12年度までの新たな3か計画を策定。しかも、医療用医薬品の最終年度売上目標を、前回計画の最終目標(10年度)より約700億円j低い1兆3300億円と見積もりました。さらに、ああでもないこでもないと、憶測記事が飛び交っていたアステラス製薬の米OSIの買収にようやく目途が立ちました。そして前回触れた第一三共のトップ交代。加えて明日以降、製薬協の会長交代、日薬連の会長交代が続きます。
評価はさまざまですが、こういう変化が、製薬産業の発展、ひいては国民、患者が享受するよりよい医療の実現につながることを切に期待します。
本日は医薬品企業法務研究会の月例会で講演させていただきました。製薬企業の法務担当者の方々の前で講演するのははじめてでしたが、全部で2時間。脳味噌にあることを、つたない言葉で、ぶちまけました。にもかかわらず、みなさん本当に真剣に最後まで聞いてくださり、とてもありがたく思いました。機会を与えてくださった、みなさまに深く感謝いたします。
で、写真はNYにある生活環境デザイン企業SICIS(シチス)のショールーム。http://www.sicis.com/日本人の私にとっては、全く不慣れで、むせかえるくらいゴージャスなデザインですが、欧米ではひそかにヒットしているようです。イタリアが起源の会社。今年、日本にも上陸したみたいです。今度時間がある時、日本のショールームに行くつもりです。