糖尿病治療も激変する
国内では潜在患者を含めて2000万人を超えるといわれる糖尿病。 いまや世界的にもパンデミック状態です。それを象徴するかのように27~29日、岡山市内で開かれた日本糖尿病学会の学術集会は大盛況。1万人以上の参加者が押し寄せました。内容も時代の節目にふさわしく、新しい診断基準、HbA1c測定値の国際標準化、インクレチン関連薬、大規模臨床試験などなど、最先端のテーマが目白押しでした。ただ、これだけ新しい動きがあると、これまでスタンダードになっていたSU剤、インスリンの使い方に大きな変化が出るはずです。こういう時、発生しやすいのが薬害。最大限の注意が必要です。個人的には、学会で副作用とか、薬剤の切り替え成功例だけを集めたセッションをやって欲しいです。全国の先生方の情報交換になっていいと思うのですが・・・。難しいでしょうか?
で、写真は学会開催地、岡山駅前。旧制第6高校の創立100周年を記念して建立された銅像「青春感謝」です。理屈抜きにカッキィー!!! 側面に「胸に無限の覇気あらば 守れ不屈の意気の香を」と刻まれています。忘れかけてたバンカラ精神を思い起こしました。