55年通知でドラッグラグ解消

 今日、中医協で嘉山孝正先生が「いわゆる“55年通知”を使えばドラッグ・ラグ問題はすぐに解決する!!」と発言しました。55年通知は旧厚生省が昭和55年に支払基金などに当てて出した通知。保険適用外の医薬品でも、すでに海外で認められていて有効性、安全性が確立されているなら、目くじら立てて拒否しないでいいよ。状況に応じて、使用を認めてあげていいよ。という趣旨の内容です。これを、いま問題になっている未承認・適応外薬に適用すれば、わざわざ承認審査、薬価収載をする必要はないというわけです。なるほどと思う反面、限りなく、医療現場の裁量が広がるので、大丈夫だろうかという心配もあります。それにしても嘉山先生のアイデアには、いつも感服。脱帽です!!

 で、写真は渋谷宮益坂付近。取材を終え、スタバで原稿を書き終えて外に出たら、朝から降り続いていた大雨がすっかり止んでいました。

 

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