「新薬創出加算」を巡る不可解な騒動

 病院団体が新薬創出加算を理由に「メーカー、卸が値上げを迫った。けしからん!」と言って問題になりましたが、今度は日本保険薬局協会があえて新薬創出加算に「賛成」の意を表明しました。そもそも病院団体が何を以って「値上げ」と言っているのか未だ不鮮明。さらに、保険薬局協会がこの時期、メーカーをフォローするように「賛成」を言うのも変な感じです。この騒動は、なんだかしっくりしないことだらけです。目に見えない幻影を相手に色んな立場の人たちが動いたり、発言したりしているような感じです。日本製薬工業会が会員メーカーに「周知活動の自粛」を求めたことも、果たしてベストな対応だったのかどうか。今のところよくわかりません。 

 で、写真は本郷にある老舗旅館「鳳明館」で撮影。客用の「流し」なんですが、明治、大正の風情があります。ただ、中央に見える手指消毒薬アルボナース。景色としてはちょっと興ざめか・・。客への配慮としてはいいんですが・・・。近くを通りかかったら、すごく趣のある建物を発見。良く見たら旅館で、受付の人に頼んで、見学がてら写真を撮らせてもらいました。100年以上経っている登録有形文化財だそうです。

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