ダイナミックに「新陳代謝」を続ける武田薬品

  みなさん、お元気ですか?先日は4月にもかかわらず気温25度(はじめ30度と書いたのは飽くまで基礎体温が高い私の勘違い。訂正します。(笑))を超え、夏のような日でした。思わず泳ぎたくなりましたが、当然ながら、泳げるところなどまだないですね。しかし、近くの蕎麦屋が、早くも冷やし中華を始めていて感激!!酢醤油の甘酸っぱいそばをすすって溜飲を下げた次第です(笑)

  さて武田薬品がアイルランドのシャイアー買収に動いています。シャイアーは株式時価総額4兆円で、武田薬品と同規模もしくはわずかに上回るほどの企業ですので、この買収提案は国内のみならず海外でも注目を集めています。シャイアーはどうも乗り気でないようで、うまくいくかどうかはわかりませんが、武田のダイナミックなチャレンジを、素直に評価したいです。閉塞感溢れるのこの世の中ですから、旧態依然としたスタイルを維持するだけでは新しい流れは何も生まれません。

それにしても武田は国内でも、このところ話題に事欠きません。つい先日は、武田の研究所を外部にも開放し、医薬品研究を活性化させる湘南ヘルスイノベーションパークの開所式を大々的に開催、その前はジェームズ・キーホー最高財務責任者(CFO)の突然の辞任、そしてグループ企業、武田コンシューマーヘルスケアの杉本雅史社長の突然の辞任などがありました。(キーホー氏と杉本氏の辞任については雑誌、医薬経済18年4月15日号で「武田薬品「突如退任」の背景」という記事を書きましたので、是非、ご一読ください。)武田は良きも悪しきも企業体として大きな新陳代謝を続けています。そのたびにジャーナリズムが様々な視点で武田情報を発信し、結果、メディアの活性化にもつながっています。これからもダイナミックな動きで世の中をにぎわせて欲しいです。もちろん、最終関門は、画期的新薬を世に出し、収益アップを実現し、経済の活性化に結び付けることですが。。。。

  写真は4月13日に開かれた湘南ヘルスイノベーションパークの開所式で。クリストフ・ウェバー社長(中央)、黒岩祐治神奈川県知事(向かって右)、藤本利夫ジェネラルマネジャー(左)です。それではみなさん、素敵な一週間をお過ごしください!!!

 

 

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