田辺三菱が欧州でASL進行抑制薬の申請を取り下げ

 みなさんお元気ですか?晴れてるのか曇っているのか。はっきりしない空模様ですが、これはこれで過ごしやすいですね。

 さて先週5月30日、田辺三菱が、欧州で申請していたASL(筋委縮性側索硬化症)進行抑制薬エダラボンの申請を取り下げたと発表しました。日米では6か月間の試験(プラセボ(偽薬)との比較試験)で承認されていましたが、欧州当局は12か月試験をしないと認めないと指摘され、田辺三菱は諦めて申請を取り下げてしまいました。残念です。

ASLは筋肉がどんどんやせ細り、最後は身体が全く動かせなくなる難病。世界的に有名なイギリスの理論物理学者ホーキング博士(18年3月没)、私が大好きだった俳優サム・シェパード氏(17年7月没)を苦しめていました。ところがエダラボンを含めて薬はまだ世界に2種類しかない。しかも、疾患の進行を遅らせる薬であって、疾患を治療する効果は認められていない。1日も早く疾患そのものを治す。治療薬が出てきてほしいです。いまバイオジャンという会社が開発中です。

 写真は田辺三菱の三津家正之社長です。それではみなさん、素敵な一週間をお過ごしください。九州で梅雨入り宣言があったようです。

 

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