MR問題は今や「質」じゃない「規模(何人必要か)」だ!!!

   みなさん、お元気ですか?心なしか日差しも柔らかくなり、過ごしやすくなった来ましたね

さて、先週8月31日、MR(医薬品情報提供担当者)教育研修責任者会議が開かれ、MRのさらなる資の向上について色んな議論がありました。かつて6万人だったMRも5万人台に突入、MR認定センター主催の認定試験受験者数も減少しています。そうした中、MR認定センターは事業見直しを進め、各社もMR教育研修の質の向上に力を入れる流れになっています。しかし、いま製薬産業、MRに突き付けられている社会の問いかけは、果たして質の問題なんでしょうか?よくMR不要論なんてことも言われますが、それも的外れです。いま社会が産業に問うているのは、こんな声だと私は思います。「MRは別にいてもいいよ。当然、質の高い業務を遂行してよ。でもねえ。5万人って多くないですか?もっと減らしてもいいんじゃないですか?」と。。。。そうMRの規模の問題です。何人が適切か?どれだけ削減するか?そこがもっとも大きく問われているんだと思います。それなのにMRを巡る議論っていうと毎回、質の向上に話をすげかけ、規模の問題を棚上げして全く触れません。このままの状態が続けば、そのうち政府の介入を招くことでしょう。日本のMRは一定、何人必要か。何人減らすのか?真正面から議論すべき時期でしょう。

写真は31日に開かれた教育研修責任者会議の風景。それではみなさん、素敵な一週間をお過ごしください。

 

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