第4段階の疾患
Posted on 8月 16th, 2010 by IDAKA
疾患の変遷を、文明との関係で大きく分類する研究があるそうです。それによると、第1段階はライフラインが未熟な社会の胃腸系感染症、その後、上下水道が整備され、胃腸系を克服し、工業化社会がやってきて第2段階の呼吸器感染症の時代が来ます。それでも、ペニシリンをはじめとする抗生物質が開発され、第2段階を克服。平均寿命も伸び、第三段階に糖尿病、高血圧などいわゆる生活習慣病や、がんの時代が到来します。で、第3段階を克服した後の未来世界。第4段階には、ふたつの予測があります。ひとつは精神疾患や自殺の世界。もうひとつは、抗生物質の使い過ぎで耐性菌が蔓延し、感染症の時代に逆戻りするという予測です。私は、どうやら、2つとも正解のような気がします。さて、人類は第4段階をいかに乗り切るか!?私たちみんなに課せられたテーマです。
で、写真は8月2日号で紹介した恵比寿のダイニングバーZESTで撮影。天井から下がっていた大きなシャンデリアです。お盆休み中に、「軽く寄ってくか」ということで中に入ったら、思わぬ知人がいて結局、かなり飲んでしまいました(笑)。