神経難病をテーマにした映画「そこからの光~未来の私から私へ~」配信スタート

 

 みなさんお元気ですか?今週からいよいよ12月に突入。寒さも一層、厳しくなります。

 さて今週12月5日から、長編映画「そこからの光~未来の私から私へ~」がオンラインで無料配信されます。神経細胞が少しずつ無くなり、日常生活に様々な支障が出てしまう多発性硬化症(MS)という難病をテーマにした映画です。バイオジェン・ジャパンが疾患啓発を目的に制作、このたび上映会を開始します。

 ◎映画「そこからの光~未来の私から私へ」

 若い女性の主人公が突然、MSであると診断され、ショックを受けます。それでも家族、友人、医療従事者に支えられて明るく前向きに生きていく。そんな内容です。考えてみれば私たち一人ひとり、毎日完璧、毎日最高なんて人はそうそういない。常に何か課題を抱え、悩みながら生きている。難病の方と比較しては失礼かもしれませんが、この映画を観ると「課題を抱えながらも立ち止まらず前進していく」という、人がよりよく生きるうえで、もっとも大切なことを、改めて想起させてくれます。

 上映時間は80分程度。コロナ禍で何かと気分がふさぎがちな今日この頃。患者さん、ご家族だけでなくても、ちょっと気分をポジティブに切り替えたい方にいいかも知れません。

 バイオジェンが制作したものですが、まったく宣伝臭さがありません。むしろ逆に、製薬企業の研究者とか、MR(医薬情報担当者)が登場した方が、もっと生々しいリアリティが出たのに。。。と思うくらいです。

 製薬企業が映画を作るのは珍しいです。チャレンジングな試みとして応援したいです。

 それから薬価の中間年改定論議がいよいよ佳境を迎えます。どこまで切り込まれるか?現時点での可能性はゼロから100まであります。明日アップされる医薬経済12月1日号に現状を解説した記事を書きましたので、ご興味がある方は是非、ご覧ください。

 ◎中間年改定論議が「卸抜き」で佳境へ

 写真は近くのバス停で。イチョウの葉ももういなくなります。それではみなさん、素敵な一週間をお過ごしください。

 

 

 

コメント

現在のコメント

コメントを書く

 
  (公開されません)
 
 
 
 

 
© 2024 薬新プラザ|医薬品業界の「本質」を発信するサイト