薬価の中間年改定が早ければ今週にも決着!!

 みなさん、お元気ですか?日々、冷え込みが強まりますね。

 さてこれまで2年に一回、偶数年に実施していた保険薬価の引き下げを、奇数年にも実施しようという「中間年改定」。その第一回目、21年4月実施に向けた議論がヤマ場を迎えました。早ければ今週中にも決着しそうです。

 保険薬価と、医療機関納入価格の平均乖離率が「大きいもの」が対象になるわけですが、何をもって「大きい」というか。。。どれだけ議論しても結局、最後は数値で決めるしかない。厚労省は「平均乖離率の1倍超」「同1.2倍以上」「同1.5倍以上」「同2倍以上」を案として示しています。製薬業界は対象が少ない方がいいから「2倍以上」、医療保険の運営サイドは沢山対象にして、薬価を下げたいから「1倍以上」を期待することになる。

 きっと今回も最後は、官邸が財務、厚労の意見を聞いてバッサリ裁定を下すでしょう。

 写真は横浜、山下公園で。久しぶりに潮の香りを嗅ぎました!それでは皆様、素敵な一週間をお過ごしください。

 

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