薬価制度改革はマイルドに決着、多くの課題を先送り

   みなさん、お元気ですか?

 ヒトの世に大混乱をもたらした新型コロナのパンデミックもようやく落ち着きを見せ、医薬品業界にとって最大の関心事、22年度の薬価制度改革論議もあっけなく決着しました。

 薬価制度改革は、中医協(厚労省の審議会)で議論するのですが、開催回数、時間とも近年まれにみる少なさでした。例年10数回するところ、わずか9回。しかも論点を整理したら、そく次の回で具体案が示され、その場で了承となりました。

 新型コロナパンデミック、自民党総裁選、衆院選などが重なり、政府としてもあまり深い議論、大きな決断をしたくなかったようです。薬価制度の改革内容も、概ね業界の要望が活かされ、まあ大きく言えば(勿論、あくまでも大雑把に言えばです)「マイルドな改革」だと言えるでしょう。

 キャッチフレーズを付けるとしたら、「クリスマスプレゼント改革」「お年玉改革」「課題先送り改革」となりましょうか?要は、大きな課題は、来年以降に先送りした嵐の前の静けさを感じます。

 ということで今回はこの辺で。。。

 写真は近くのスーパー。忙しくなってきました(笑)あんまり急き立てないでぇー(笑)それでは皆様、素敵な年の瀬をお過ごしください。

 

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