参院選の影響で薬価論議は始まらず。重要課題、案件、改革はまたも「官邸主導」が濃厚

 みなさん、お元気ですか?

 来年23年4月には、薬価(医薬品の保険給付価格)の中間年改定があります。本来、厚労省の関係審議会(主に中央社会保険医療協議会・薬価専門部会)で議論がスタートしていていい頃なんですが、まったく手付かずのままです。

 参院選(6月22日公示、7月10日投票)があることが影響しているようです。選挙後の議席がどう変化するか?それによって、各党の力関係も変わり、政策運営の方針に違いが出る。そのため、厚労省、業界内に「いま色々、議論してもしょうがない」というムードが出てくる。選挙前は、いつもこうです。で、結局、議論の時間が大幅に縮小され、最後は官邸主導で「えいやあ!」と、バッサリと決められてしまう。

 選挙のたびに、重要な議論や、決めなければならない政策判断を棚上げし、先送り先送りする。選挙後、振出しに戻る。そしてまた選挙と。。。。その繰り返しです。実際、いまの薬価制度は、科学技術の進展、取引環境の変化についていけてない。それは明らかです。いわば今の薬価制度は、改革し、新たな制度を敷くまでの「間に合わせ」です。新薬の画期性の評価、改定頻度、医薬品流通問題(大手卸の談合、必須薬の供給停滞など)との関係など、本気で議論しないとずっと「間に合わせ」のままです。もうあと何年こんな状態が続くんでしょう。「間に合わせ」でお茶を濁していても、何も変わらないのに。。。。

 写真は路傍に小さく咲いていた花。誰がいようがいまいが、野の花は咲きよる!それではみなさま素敵な一週間をお過ごしください。

 

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