「MRの存在価値を高めるため」に「MSL」や「SE」との「違い」を確認すべきだろう!

みなさんお元気ですか?夏の暑さもピークを過ぎたようで、歩行中、時々、心地のよい風が肌をかすります。

さて先週8月24日水曜日、品川で、MR認定センター主催のフォーラムが開かれました。テーマは「MRの存在価値を高めるために」。

MRは製薬企業の「医薬情報提供者」として、医療機関、薬局とのコミュニケーションの最前線に立ちます。なので、時々、自社の薬の効果を過剰宣伝したり、副作用の説明をおろそかにする「不適切なケース」が出て問題になります。猛スピードで進む時の流れの中で、最近では、安全性情報の収集提供だけに特化して活動するMSL(メディカル・サイエンスリエゾン)とか、SE(セイフティ・エキスパート)など新しい呼称の担当者を設ける企業も出ています。

世間的にはMRと、MSLと、SEの違いが分かりにくい状況が生じている。というか各社各様で、業界内でもきれいに整理されていない。

厚労省の省令(GVP)は「医薬情報担当者とは、医薬品の適正な使用に資するために、医療関係者を訪問すること等により安全管理情報を収集し、提供することを主な業務として行う者をいう」と明記しています。しかし、ここでいう「医薬情報担当者」を「MRに限定する」とまでは書いていない。

こんな状況だからこそ、MR認定センターはフォーラムのテーマを「MRの存在価値を高めるために」としたのでしょう。MR、MSL、SE。。。。業界内で一度、違いを整理する必要があるのではないでしょうか?

写真はMRフォーラムで撮影。それでは皆さん、季節の変わり目です。お体に気を付けて。素敵な一週間をお過ごしください

 

 

 

 

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