【6月16日発】厚労省・医薬品有識者検討会の「死角」≪その1≫ 「創薬力強化」のポイントはそこじゃない!

政府が本日16日に発表する骨太方針23(経済財政運営と改革の基本方針23)には、厚労省が先にまとめた有識者検討会(医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会)の報告書の内容がかなり反映されます。具体的には「創薬力強化」という文脈で、製薬企業の研究開発を推進する政策文言が並び、製薬業界関係者間では1年に及ぶ有識者検討会の議論を概ねポジティブに受け止めています。しかし、複数の識者に伺ったところ、かなり厳しい評価、問題点を指摘する声も

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
 

【6月14日発】アルツハイマー型認知症の「進行抑制薬」が近く米国で承認見通し !!!エーザイ、バイオジェンが「認知症と向き合う社会」構築に貢献!!!

 

◆エーザイの内藤晴夫社長

 エーザイとバイオジェンが共同開発しているアルツハイマー型認知症(AD)を対象にした新薬レカネマブが、近く米国で正式承認される見通しです!!!!。。。。。。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
 

【今週の配信予定】6月14 日水曜と16 日金曜日です!

みなさんお元気ですか?どんより薄曇りの月曜日。梅雨ですね。これを超えると、ビールのおいしい季節が来ます!さて、今週は6月14日水曜と、16日金曜に会員様向けレポートを配信いたします。テーマは、エーザイの認知症の進行を遅らせる薬レカネマブなどになります。どうぞよろしくお願いいたします!

 

【6月9日発】有識者検討会後、薬価、流通政策の何が変わるのか?

 

◆厚労省の医薬品有識者検討会議(6月9日)

厚労省の「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」(以下、有識者検討会)がひとまず報告書案をまとめてから、本日9日で、3日が経過しました。で、この後、報告書案が、日本の医療、医薬品政策に、どう活かされ、具現化されるでしょうか?関係各所を回ってお話を聞き、考察した結果。。。。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
 

【6月6日午後11特30分発・直後感想】医薬品・有識者検討会議が“ひとまず”終了!!!

厚労省の「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」(以下、有識者検討会)が6日夕に開かれ、事務局(厚労省)が示した報告案を大筋、了承しました。この日に出た構成委員の意見を踏まえ、事務局が若干の修正を加え、近く完成版報告書として同省HPにアップされます。で報告書に関する私の感想は・・・・・・

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
 

【今週の配信予定】6月7日水曜と9日金曜日です!

みなさん、お元気ですか?

今週の会員様向け配信は、7日水曜日、9日金曜日となります。いずれも記者歴30年を超える私独自の取材、独自の視点による他媒体では読めないレポートに仕上げます。

よりよい提供に向け、日夜研鑽に励みます。

どうぞよろしくお願いいたします!

 

【6月2日発】有識者検討会、できるだけ踏み込んで!最後の最後までがんばって欲しい!

厚労省の医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会が次回報告書をまとめます。

日程は

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
 

【5月31日発】アッヴィジャパンの前傾姿勢で「ドラッグロス」の憂いが吹き飛ぶ!フェリシアーノ社長が恒例の「日本語」記者会見!

アッヴィ合同会社が5月30日に記者会見を開き、ジェームス・フェリシアーノ社長【写真】が「2030年までに売上高2000億円(22年の約2倍)を目指す」と述べました。

薬価制度の改革論議との絡みで最近、よく「日本での開発が遅れ、ドラッグラグ、ロス起きる!!!!」と危機感を煽る記事を見かけますが、アッヴィの日本での開発戦略は極めてポジティブです。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
 

【今週の配信予定】5月31日水曜日、6月2日金曜日です。

みなさんこんにちは!

最近、大資本が運営するチェーン店は、どこもかしこもリモートです。注文も支払いも電子端末か、アプリからというケースが多い。コンビニや、書店などはかろうじてレジ対応も残していますが、無くなるのは時間の問題でしょう。早くからリモート化に着手した鉄道の改札なんて、もうほとんど無人ですからね。

知らないヒトとヒトが直接、会話する街の風景は、このまま消滅してしまうのでしょうか?少なくとも機会は減少し、それに従い個々人のコミュニケーション能力も低下していくでしょう。メタバース(ネット上の仮想空間)もいいけど、自分の代わりを、なんでもアバター(ネット上の分身)に任せるなんて。。。私は、ゾッとしますが(笑)

当然ですが、電子的なツールを使ったやり取りは、その都度、その都度、運営主体のセンターが、情報を吸い上げ、管理している。

ヒトの世の技術革新というのは「前進」しかなく、「後戻り」はありません。

ヒトとは何かーー?ヒトの幸せとは何かーーー?DXの時代だからこそ、今一度、深く問い直す必要があるのではないでしょうか?

いまは、ただ、ただ、「運営管理者よ!賢者であってくれ!善人であってくれ!」と祈って、新たなツールの習得に勤しむしかない。そんな自分がいささか頼りなくもありますが、どんな技術革新もリスクが付きものだと。。。。悪い予感を振り払って日常を受け入れる昨今です。

 さて有料会員様への今週の配信は5月31日水曜、6月2日金曜となります!どうぞよろしくお願いいたします!

 

【5月26日発】単純に「GE(後発品)に道を譲る」という発言はなかった!製薬業界団体トップ交代、「岡の上(オカノウエ)ライン」スタート!

◆製薬協の上野裕明新会長

 

みなさんお元気ですか?さて5月25 日木曜日。任期満了で製薬業界団体のトップ交代がありました。日本製薬団体連合会(日薬連)の新会長に岡田安史氏(エーザイ代表取締役COO)、日本製薬工業協会(製薬協)の新会長に上野裕明氏(田辺三菱製薬社長)が就任されました。つまらない語呂合わせですが、勝手に「岡の上(オカのウエ)ライン」と命名させていただきます(拝)。

同日、上野製薬協会長の記者会見があり、僭越ながら会場で挙手にて2つ質問させていただきました。いずれも薬価制度にまつわる質問で、ひとつ目は「新薬を高く評価してくれと主張するなら、その分の財政的な手当てもセットで示すべきではないか?」。ふたつ目は「現在、議論の俎上にある流通問題、とりわけ調整幅などについて製薬協としても何らかの意見を提示する時期ではないか?」というものです。

で今回、印象深かったのは「特許が切れたら後発品に道を譲る」というかつての主張を繰り返さなかった点です。医薬品安定供給が問題になっている現状を鑑みれば、当然のことですが、供給が間に合わなければ、特許が切れても、新薬メーカーが先発品(長期収載品)の製造販売をしっかり続けなければならないし、医療現場も

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について
 
 
 
© 2025 薬新プラザ|医薬品業界の「本質」を発信するサイト