Posted on 5月 30th, 2011 by IDAKA
グラクソ・スミスクライン(GSK)が米国研究製薬工業協会(PhRMA)の日本法人を退会しましたが、当然のような気がします。そもそも日本の製薬企業だって海外に行けばPhRMAや、欧州製薬団体連合会(EFPIA)に加盟しますが、わざわざ現地に日本製薬工業協会米国法人とか、欧州法人とか、設置していますか?現地での業界活動は、現地の団体を通じて実施すれば言い訳で、外資系企業だけで別の法人を設置する必要は無いのです。日本の業界団体も、どんどん開放的になってきていて、かつてのように外資系企業だから活動しにくいというようなことは無いはずです。GSKがPhRMAを退会した真意はわかりませんが、おそらく会員メリットが弱まっているのではないでしょうか?だとすれば、GSKの選択は特殊というより、むしろ当然。いまどき実質的な活動がない親睦団体なんて流行りません。PhRMA、EFPIAは、 そろそろ存廃を含めて、日本法人の存在意義を問い直してもいい時期ではないでしょうか?
で、写真は近所のイタリアンレストランで。ダナキャランジャパンの池田佳孝さんです。http://www.dkny.com/いまから遡ること5、6年前。最寄り駅前にあった「えーかいわのジオース♪」っつうのに通っていて、終了後、「軽く行かない?」と誘ってくれたのが池田さん。行ったら、NYのこと、音楽のこと、ファッション業界のことなどなど、ものっすっごぉー、面白い話を聞かせてくれて、脳ミソがうち震えました。以来、年に何回か、地元で一献お付き合いいただく先輩です。私たち、大抵、一軒では終わりません( ^ ^;)誰もいない真夜中の道を、冗談を言い合いながら、まるで競争のようにチャリンコを漕いで次の店まで、かなりの距離を移動。翌日、思い出しても、笑っちゃうことばかりしてます。あと、池田さんは「目ヂカラ」がハンパじゃありません!!光線を出すので、どっかであったら、気を付けてください(笑)
Posted on 5月 24th, 2011 by IDAKA
みなさま。お仕事、がんばってますか?まあ、ここらで一杯、お茶でもどうぞ。根つめて働くのは、身体に毒ですよ。少し休みましょう。一服して、静かに深呼吸しましょう。
写真は表参道ヒルズ3階、「やさい家めい」で。取り壊された同潤会アパートの残り香はいまだ消えじ。ここに座ってクリエイター達が綺羅星のごとく輝いていた憧れの6、70年代に、思いを馳せると、いい気分になります。ランチちと高いけど、雰囲気代込みっつうことで。まあ良しとすっか。
Posted on 5月 23rd, 2011 by IDAKA
日本医師会が先週18日の中医協で、医療経営実態調査と薬価調査の実施に反対しました。医師会は12年度の診療報酬、薬価改定の延期を主張していますが、「調査が実施されれば、そのまま改定につながってしまう」と考えての反対です。しかし、あきれてしまうのは、医師会の主張に全く説得力がないという点。ディベートとしての戦略、戦術も今のところ何にも見えません。「東日本大震災の復旧までには、まだ時間がかかる。いまは復旧に全力を注ぐべきで、調査を実施する時期ではない」というのですが、逆に「震災後の実態を正確に把握するためにも、調査を実施すべきだろう」と突っ込まれたら、手も足も出ない。改定延期にしたって、「いま実施すればプラスどころか、マイナスは必至。だから嫌なのだ」と、本音を言うわけにも行かない。かといって誰もが納得する大儀名分も打ち出せない。だから、一般の人から見て、わかりにくいことこの上ない。 とは言え、医師会の主張の実現に打開策がない訳ではありません。これから議論する第二次補正予算で、被災地に限定して診療報酬を厚くする特別改定を前倒しで実施するのです。「被災地での医療のモチベーションを上げる」という目的で押せば、結構通るかも知れませんよ。これが通れば「被災地限定とは言え、小規模ながら財源を使って前倒しで改定したんだから、12年度の通常改定は延期しましょう」と。こうなる訳です。医師会の先生方。どうです、この戦略?結構いいでしょう?エヘン。(自画自賛)
で、写真は沖縄県宜野湾市出身、平野修一郎くん。20日夕刻、ある企業の勉強会で講演させていただき、そのまま同社東京支社のみなさまの飲み会に参加。それが、ものすごくアットホームで、良かったあ~。上から下まで和気藹々のいい雰囲気なんです。おそらくトップのお人柄でしょう。終了後、至福感に包まれたまま、帰路に着きましたが、まだチト最終電車まで時間ある。てんで、実践英会話道場(己が勝手に命名)、British Pubへ。ところが、この日はなぜか、外人少な!!で、隣にいたのが彼。平野くん。気さくな人柄で、色々、話して盛り上がったんです。しかし、聞くと、な、な、なんと22歳。しっかりしてます。あまりにイケメンだったから、一枚お願いしてパチリ。で、己はバリバリのストレート。あっちの気はありません(笑)。念のため(^ ^;)あ、あと、左の写真との比較は絶対禁止!!(笑)
Posted on 5月 13th, 2011 by IDAKA
当社の会社概要に昨年4月から掲載しているメールアドレスidaka@yakushin-iryou.co.jp。PC環境の影響で、うまく受信できていないことが判明いたしました。先日、修繕し、いまは復旧しましたが、誠に恐縮ですが、しばらくの間、御用の際、可能なら、@yahoo.co.jpにも同時にご送付いただけますと、ありがたく存じます。昨年4月以降、当社への御用で、上記メルアドを利用いただいた方のメールは受信できず、無返信のままご無礼している可能性が高く、大変、申し訳ございません。この場を借りてお詫びいたします。
で、写真はゴールデンウィークに撮影。たんぽぽ(dandelion)です!日の光を燦々と浴びて強く輝く黄色の花もいいですが、種子化した白い姿も素敵です。なんか成熟した落ち着きがあって安心感があります。己(オノレ)は花も咲いておらず、まだまだですが、年を取るなら、こんな風に、枯れたいものです。
Posted on 5月 9th, 2011 by IDAKA
ゴールデンウィーク(GW)。あっけなく終わっちまいました。みなさまは、いかが過ごされましたか?己(オノレ)は、前半に石巻に行ったくらい。後は親しい友達と飲みばっか。それでも、それなりに、色々、あって刺激的でした。漢字で言うと、「喜」「哀」「空」「楽」「慈」って、とこでしょうか? さあーてと、十分英気を養ったところで、盛り上がりますぜぇー!!東日本大震災の復興財源となる第2次補正予算、税と社会保障の一体化改革、原発と電力問題、医療と介護のダブル改定、薬価、流通問題などなど、重要テーマ満載じゃき!!!
で、写真は近くの荒川土手でGW最終日の8日、日曜日に撮影。たまりにたまった資料を読まなきゃいけないし、調べ物も沢山あったのですが、すっごいいい天気じゃないですかぁー!!!こんな日に家に、こもってなんかいられません!!たまらず、チャリンコで外に飛び出し、土手まで、ギコギコ、のほほん散歩。 さらば2011年のGWよ!!楽しかったぜ!ありがとう!そして新たな日々よ!こんにちはーっ!OH!YA!(笑)
Posted on 5月 2nd, 2011 by IDAKA
宮城県石巻市で、4月28~30日の3日間、ボランティア(VT)に参加しました。一緒に行く親愛なる「平成の侍」、半田良太くんと、事前に何度も打ち合わせ。ゴールデンウィーク(GW)は県外からのVTが殺到するので、平日を挟んで、GW前半に終える計画を立てました。
【写真、右】日和山公園の丘から見た石巻市街。壊滅的な被災風景(拡大してみてください)の手前で、遅咲きの桜が、まるで何事もなかったかのごとく、静かに風に揺れていました。 (下に続く▼)
27日夜、アポプラスステーションで講演さていただいた後http://www.apoplus.co.jp/mb/、半田くんの運転で、土砂降り雨の東北自動車道を北上。石巻災害VTセンターに28日早朝に到着し、午後から早速、VTに参加しました。
【写真、左】VTセンターの受付。毎朝8時半に、ここに行って派遣先の指示を待つ。(下に続く▼)
VT作業の内容はさまざま。己(オノレ)どもは3日間、がれき撤去、泥出し、家財道具の運び出しやかたずけ、写真洗いなどをさせていただきました。30日には、医薬経済社の編集長、藤田貴也くんも合流、一緒に汗を流しました。
【写真、右】沿岸部は被害が大きく、被災後まったく手つかずのまま放置されたお家がまだ沢山あります。 (下に続く▼)
普段は、仕事柄、本を読んだり、文章を書いたりで、どちらかというと頭でっかちになりがち。そのせいか、無心に、動いて汗をかくVT作業が、とてもすがすがしく感ぜられました。依頼者にお礼を言われても、心底、「こちらこそありがとうございます」という気持ちになります。現地で直接、被災者の体験談を聞いて、激しい無常観に襲われたり、初日の夜、強風でテントがお釈迦になり、車中泊を余儀なくされたりしましたが、オノレにとって掛け替えのない経験になりました。被災地のみなさまに感謝!!逆に勇気とエネルギーをもらいました。
【写真、左】左から半田くん、オノレ、藤田くん。
Posted on 4月 25th, 2011 by IDAKA
第一次補正予算が28日に、国会提出されます。被災した東北3県の復旧作業を中心に数億円規模の事業が実施されますが、とてもじゃないけど、この予算規模では、できることは限られてしまう。やはり夏までに成立が見込まれる第二次補正が本格的な復興支援になります。単なる「復旧」ではなく、未来を見据えた「再投資」になるんだから、厚労省にもがんばってほしい。少なくとも、東北3県の被災者を意識した医療と介護の拠点は設置して欲しいです。また、放射能汚染が現実のものとなった福島には、情報収集と研究機能を併せ持つ専門のセンターが必要だと考えます。
で、写真は24日、代々木公園で開かれていたアースデイ東京2011で。エコで、エネルギッシュなんだけど、ゆるくて適当。みんな力を抜いてくつろいでいる感じが好き。http://www.earthday-tokyo.org/これまで何度か来ているけど、毎回いい感じで進化している。ヒトって、誰かに管理されなくたって平和に楽しく生きていけるんだって再確認します。若い人が多いんだけど、こういうイベントが成功するなら、日本もまだまだ捨てたもんじゃない。そんな気持ちになります。
Posted on 4月 19th, 2011 by IDAKA
Posted on 4月 17th, 2011 by IDAKA
今度の原発事故には、いろいろ考えさせられます。結局、経済合理主義や、飽くなき利便性の追及は、やはり無理があって、どっかにひずみが生じてしまうんだ、ということがはっきりしました。一人ひとりが生活スタイルの変換を求められている。この際、どうしても無くてはいけないものと、無くてもいいものを整理すべきでしょう。企業のビジネススタイルもそう。誰も欲しいって言っていないのに、勝手に新製品を開発して、広告戦略で消費者を洗脳し、あたかも必需品のごとく買わせてしまう。そんな企業や製品がなんと多いことか。医薬品も例外ではありません。もう必要のない新技術や新製品モドキはいらない。数は少なくても、本当に使える技術、新製品だけでいい。これ以上、便利なツールもいらない。生身の人間関係を希薄化し、ぶち壊してしまうだけだから・・。己(オノレ)は最近、そんなことを考えています。
で、写真は冬のバーゲンで買ったスタジャン。赤地に鯉の刺繍。えっ?ちと派手??ん?趣味悪い?いいんです。お祭り用だから・・・・。お花見でどんちゃん騒ぎする時、Tシャツの上に羽織るつもりだったんです。しかし、今春、みごとに花を見過ごしていまいました。ちょっと悔しい^_^;
Posted on 4月 14th, 2011 by IDAKA
東日本の複合災害後、製薬企業のMRさん達が、いま何をすべきか悩んでいるという話をよく聞きますが、少なくとも関東地区は通常通りの業務を遂行すればいいのではないかと思います。関東地区でも一時、ガソリンが不足、医療関係者から「MRだけ車に乗っていてけしからん」という指摘がありましたが、さすがにもういいでしょう。なんでもかんでも自粛、自粛では沈んでしまいます。でも、こういう時、MR個々人の共感、共鳴能力が問われますね。クライアントの方々も色んな想いを抱えておられます。それを察知できないと、信頼を失いかねません。要するに人間力。こればっかは付けようと思ってすぐ付くわけではありません。過去に人とどう向き合ってきたのか。それが問われる時です。
で、写真は4月10日、高円寺であった反原発デモ。出発時数千人でしたが、若者がどんどん加わり最後は1万人を超えました。この日は芝公園でも2500人を超えるデモがあり、双方をハシゴ。週刊金曜日4月15日号の金曜アンテナというコーナーに、己(オノレ)が書いた小さな囲み記事が載りますので、是非、読んでみてください。